神経内科では、脳、脊髄、末梢神経、筋肉などの病気を内科的に診断し、治療を行っています。当院の神経内科の特徴は、日常よく見られる頭痛・めまい・しびれなどの症状から、急性期脳血管障害・意識障害・けいれん発作などの中枢神経系の救急医療や各種神経難病まで幅広く対応していることにありますが、内科をはじめとする他科の疾患と関連している場合も多く、それぞれの専門医と協同で治療にあたることも少なくありません。気になる症状がありましたら、いつでもご相談ください。
また、当院は日本神経学会教育施設として認められており、日常診療においても、超急性期から慢性期まできめ細かく医療の提供ができるよう努力しています。
なお、当院では「ボツリヌストキシン療法」での治療も可能です。「ボツリヌストキシン」は、食中毒の原因菌のひとつであるボツリヌス菌を主成分としています。微量の毒素は、中毒症状など全身への悪影響を及ぼすことなくけいれんや収縮の原因となっている神経の働きをおさえることができます。眼瞼攣縮(がんけんれんしゅく:まぶたがけいれんして目を開けにくい、極端に瞬きが多くなる)、片側顔面けいれん(顔の半分全体がけいれんする)ではけいれんしているまぶたや顔の筋肉に、痙性斜頸(けいせいしゃけい:首がひとりでに傾いてしまう)では収縮している首や肩の筋肉に注射して、症状をおさえる対症療法です。この治療法を行えるのは、特定の講習を受け、資格を取得した医師のみに限定されていますが、当院には資格取得医がおりますので、安心してご相談ください。
医師名 | 資格 | 所属学会 |
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大塚 康史 |
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三竹 愛子(非常勤) 外来診療日 木曜日 |
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高橋 典三(非常勤) 外来診療日 水曜日 |
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三竹 重久(非常勤) 外来診療日 水曜日午後 |
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